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がん予防に効く運動とは?最新のエビデンスから学ぶ、あなたにできる予防法

  • 執筆者の写真: 秋斗 山口
    秋斗 山口
  • 3月29日
  • 読了時間: 4分

近年、がん予防において「運動」が重要であるという研究結果が続々と出てきています。運動不足ががんを含む様々な疾患のリスクを高めることが明らかになり、これを改善するためにどのような運動が効果的なのかが注目されています。今回は、がん予防と運動の関係を最新のエビデンスに基づき解説し、あなたが実践できそうな具体的な予防法を提案して参ります。


1. がんと運動の関係


近年の研究によると、定期的な運動はがん予防に大きな影響を与えることが分かっています。運動は、がんを予防するための強力な武器となります。例えば、適度な有酸素運動は乳がん、大腸がん、前立腺がんなどのリスクを減少させることが証明されています。











乳がん予防と運動

研究によると、週に150分以上の中強度の運動を行うことが、乳がんの発症リスクを20~30%減少させるとされています(参考文献:American Cancer Society, 2022)。運動はホルモンバランスを整え、免疫機能を強化することで、乳がんのリスクを減らすことがわかっています。


大腸がん予防と運動

大腸がんのリスクは、運動不足によって増加します。定期的な運動が腸内環境を改善し、腸の健康を保つため、がん予防に効果的です。特に、ウォーキングやジョギングなど、軽い有酸素運動が大腸がんのリスクを約24%低減するという研究結果もあります(参考文献:World Cancer Research Fund, 2021)。


前立腺がん予防と運動

前立腺がんの発症リスクも運動によって低減することが確認されています。特に運動習慣のある男性では、前立腺がんのリスクが20~30%低くなるとの研究結果があります。


2. 運動を始める前に知っておきたいポイント


がん予防のための運動は、過度に負荷をかける必要はありません。軽いウォーキングやジョギング、ヨガなど、自分のペースで始めることが大切です。また、運動を始める前には、体調に合わせて医師と相談することが推奨されます。特にがん経験者の方にとっては、無理なく進める運動が重要です。










ご自身で頑張る場合、運動の目標は、まず週に150分以上の中強度の運動を目指すことです。無理なく始めることが大切で、途中で休息を取ることも大事です。運動習慣を少しずつ日常生活に組み込むことで、がん予防だけでなく、健康全般にプラスの効果をもたらしていきますので、楽しく前向きに取り組んでくださいね!


3. がんリハビリの専門家によるサポート


もし運動に不安がある場合や、がん治療後の体力回復を目指す場合は、専門家のサポートを受けることをおすすめします。当クリニックでは、併設の予防スタジオにがんリハビリに特化した理学療法士が在籍しており、個別の運動プログラムを提供しています。クリニックで患者さまの状態に合わせた運動処方箋を作成したのちに経験豊富なスタッフと一緒に、安全に運動を始め、健康を取り戻していきましょう。

がんの術後リハビリは、がん治療後の体調回復や免疫力向上に役立つだけでなく、心身のリフレッシュにもつながります。無理なく続けられるプログラムを提供しているので、安心して参加できますよ。


4. 運動イベントと予防スタジオの紹介


さらに、当クリニックでは今後、かかりつけ患者さまや予防スタジオ利用者向けに、運動イベントも開催予定です。これらのイベントでは、運動不足を解消するための簡単で効果的な運動をクリニックスタッフと共に実践していくことで、皆さまの健康づくりをサポートします。ぜひ、2025年4月25日~27日の内覧会にお越しいただき、運動を取り入れた健康生活の一歩を踏み出してみませんか? 


5. クリニック内覧会の案内


2025年4月25日~27日まで、当クリニックの完成見学会を開催します。がん予防や運動に関心のある方、またはリハビリのサポートが必要な方に最適な施設です。ぜひこの機会にお立ち寄りいただき、運動を取り入れた健康づくりについてご相談くださいね。


6. まとめ


がん予防と運動の関係は深く、あなたが今できることから始めることが大切です。運動は、がんのリスクを低減するだけでなく、健康全般を改善するための強力な手段です。とは言え、院長の私もこれまでは医者の不養生を重ねて参りました。。。

ぜひこの場所で、私たちと一緒に、安全に運動を始めて健康な未来を作りましょう。内覧会でお会いできることを楽しみにしています!


 
 
 

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